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 【環境】 温暖化と自動車環境技術(その2)
続きです。

自動車部門のCO2排出量が15年間で18%増加したのは、なぜか・・・。
自家用乗用車の保有台数が
 1990年:3482万台
 2005年:5508万台(+58%)

と、自家用車の数がこの
15年間で、1.6倍にもなっているんですね。
自動車部門のCO2排出量が増えるはずですね。
(貨物・事業用車両はほぼ横ばいで、自動車全体では、+27%)

(参考資料)資源エネルギー庁の白書
2006年のデータ
http://www.enecho.meti.go.jp/topics/hakusho/2006EnergyHTML/html/i2120000.html
中段あたりの【第212-3-12】車種別保有台数の推移 を参照
2004年のデータのほうが見やすいです。
http://www.enecho.meti.go.jp/topics/hakusho/2004/html/16021234.html

前項でさんが挙げられた排気量別統計データも実がありまして、
結果、2000cc以上の車両の割合が
  1990年  8.1%
  2004年 22.8%

と増えています。

軽自動車の割合も
  1990年  7.8%
  2004年 24.1%

と増加しています。
ただ、これは全体に占める割合の話であって、
2000cc未満の小型車も割合こそ減っていますが、台数としては増加しています。

なぜ、自動車の数が15年で1.6倍にも増えたのか・・・
いろいろな推定ができますが、
地方の移動手段で自動車依存率が高くなったことが挙げられるでしょう。

以上のような経緯から、自動車台数が増えつづけ(現在も鈍いながら増加傾向です)
自動車部門からのCO2排出量は増加しています。
ですから、多くの人が購入する車において、燃費性能の向上が求められています。
(環境負荷の低い移動手段のモーダルシフトも必要ですが、地方ではそれが出来ません)

結果、現在取りまとめられている
2015年の燃費基準が2004年平均比23.5%改善という
非常に高いレベルになっています。
また、EUでは、2012年で120 CO2-g/km(
燃費換算で19.3km/L に相当)という高い基準が定められています。
これは単独車種でなく、メーカーが販売する
全ての車の平均なんです。

以上の理由から、お客様の負担できる価格帯、販売台数が見込める範囲で、
環境性能をよくすることが必要なのでしょうね。
▼ この記事へのコメント ▼
自動車を誰でもが自由に使って良いという時代はそろそろ終わりにしないといけない時期に来ているのではないでしょうか?
排出するCO2の量によって税金を課税すると云う案。
私は大賛成です。

よって例えばエルグランド・シグナス級だとプリより5〜6倍の重税が、、
自動車税年間20万円也〜(笑

こりゃ、若い アンちゃんは乗れませんナ・・・
ほえ〜。そんなに増えましたか(^^;

うちの職場、年々予算定数が削減されて随分減りましたけど、
駐車場は前より満車状態なんですよね〜〜(汗
猫も杓子も車なのかもということが実感出来てます(^^;

面白いデータありがとうございました(^^
トヨタは
『サステイナブル・モビリティ』(持続可能な車社会)
をキーワードに環境に取り組んでいるようです。
http://www.toyota.co.jp/jp/tech/environment/powertrain/index.html

> 排出するCO2の量によって税金を課税すると云う なおゆき博士の案。
> 私は大賛成です。
-----------------
CO2排出量に応じて、税をかけるというのはよいと思いますが、
単に燃費・排気量でなく、走行距離によっても、CO2排出量は変わりますよね。
(同じ車でも長距離を乗ってCO2を多く排出する人は、短距離しか乗らない人よりも多く税負担すべき・・・)
ガソリン価格にCO2排出税を上乗せするというのが、税の公平性という観点からも良いと思います。
(使用燃料量=CO2排出量と税負担の関係がはっきりしていますからね・・・、エコカーへの転換も促すでしょうし)
一応、先に紹介したトヨタHPでは、
ハイブリッド技術として、
【代替燃料HV】、【ディーゼルHV】、【プラグインHV】、【燃料電池HV】
も環境技術として挙げられています

『多様なエネルギー動向に合わせて、
 必要なところに、必要な時期に、必要なクルマを提供するという
 「適地、適時、適車」の考え方で対応・・・』

「適地、適時、適車」という言葉は面白いと思いました。