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 Ni-MHバッテリ ΔSOCについて
プリウスのNi-MHバッテリついての情報です。
(今回はマニアックです)

↓以下も確認していただけると、よろしいかと思います。
バッテリリフレッシュモード

おさらいですが、
プリウスのバッテリは
 定格:1.2Vのセルが168本直列に接続され、201.6Vとなっています。
 (6セルで1モジュール構成なので、28モジュール直列接続)

さて、
SOC(State Of Charge:充電容量)ですが、
168本のそれぞれのセルで、ばらつきが発生することが懸念されます。
理想は全てのセルが、同じような充電状態にあることですが、バッテリが物質の化学的変化に基づくものである以上、ばらつきが発生する要因があります。


公開されているプリウスの資料では、
バッテリのSOCが制御範囲内に収まるようにコントロールされます。

この制御のベースとなるSOCですが、上記の各セル、各モジュールについてどのように決まるのか・・・

20型では資料がありませんでしたが、
10型の資料がありました。

新品状態では、ばらつきのない状態ですが、
経年時では、ばらつきが増えています。
で、ばらつきの大きい状態から、ばらつきを小さくするための動作として、
リフレッシュという記載があります。

これ、10型ではTHSチャージャーを用いたバッテリリフレッシュ(外部均等充電)で、弱電流で長時間(8時間)の充電を行い、バッテリの各セルが均等な充電状態に揃うようにします。
(いわゆる、バランス充電というものです)

いろいろ資料をあたりましたが、10型、11型、それからエスハイでは、
OBCという動作モードがあるようです。
これ、
オンボード均等充電(On-Boad Ballance Charge)らしいのでうが、実際にどういう動作状況になるかは記載がありませんでした。

また、20型ではOBCに限らず、もともとTHSチャージャーを用いた外部均等充電の記載がありません。
10型、11型に対して・・・
 ・バッテリ単体か制御が向上して、ばらつきが問題なくなった?
 ・記載はないが、内部的に同様のことを実施している?

詳細わかりませんが、バッテリの各モジュールの充電容量のばらつき
(ΔSOC)と、それに対する均等充電制御については、何人かの方が確認されている、SOCが不自然な変化をする現象との関連があるかもしれません。

また、ΔSOCについては、20型でもディーラーの診断ツール(TaSCAN)でモニタできるようになっているそうです。

不安があれば、ディーラーでチェックしてもらうというのもよいかも知れません。
▼ この記事へのコメント ▼
10型では、不必要と思われる上限までの充電と下限への放電が意図的におこわれるというリフレッシュ動作が定期的に見られるという話を目にしたことがあります。
わたしは、20型でそのような動作は経験していないですね。
8時間もかかりませんでした。
それがオンボード均等充電(On-Boad Ballance Charge)なのかどうかは不明です。
とにかくバッテリーのハロゲンヒーター作戦は絶対に真似をしてはいけません(汗;