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プリウス技術検討室
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プリウスのフルード類
プリウスのエンジンオイルや、トランスアスクルフルードについてです。
◆1.エンジンオイル
プリウスの1NZ-FXEエンジンに指定されているオイルは、
API規格でSM、SLグレードで0W-20を筆頭に、5W-30や10W-30などの、いわゆる低粘度オイルが指定されていますね。
これは、プリウス用に新たに開発というわけではありませんが、やはり燃費のために低粘度オイルを指定ということでしょう。
ちなみに、トヨタ純正の0W-20ではモリブデン系の摩擦低減剤が配合されているようです。
また、そのエンジンオイル量はフィルター交換と同時実施時で
3.7リッター
です。
◆2.トランスアスクルフルード
聞きなれないですが、いわゆるミッションオイルです。
こちらはプリウス(20型)の発売において、新開発のトランスアスクルフルードが採用されているようです。
名称は
オートフルードWS
新型車解説書では、
P112型フロントトランスアスクル
新開発のトランスミッションフルードとしてトヨタオートフルードWSを新規採用しました。これにより従来に比べ粘度を低下し,攪拌抵抗を下げることで効率向上をはかりました。
との記述があります。
ちなみに、プリウスのトランスアスクル(THSのモーター、発電機、動力分割機構を含む)は、
10型 P110型トランスアスクル
11型 P111型トランスアスクル
20型 P112型トランスアスクル
とだんだん改良されてきています。
やはり、トランスアスクルフルードでも低粘度化により攪拌抵抗・損失を低減し燃費向上を図っているようです。
ちなみに、どれくらいの向上があるかというと・・・
いろいろ資料をあたってみた結果、自動車技術会の会誌の
No.58 Vol9に
ハイブリッド車用トランスアスクルの効率向上への取り組み
という論文がありました。
この中で、
P112では、新開発のオートマチックトランスミッションフルードを採用し、オイルの攪拌抵抗を
約4%
低減した。
開発に際し、高油温時の潤滑性能確保が課題であったが、基油粘度の最適化と粘度指数向上剤の改良により、高温時の粘度を維持しつつ、低温側の粘度を下げることで解決できた。
とあります。
その説明グラフではこちらになります。
従来の(10型、11型を含む)トランスミッションフルードの粘度分布に対して、20型のオートフルードWSは、低温側(40℃)も高温側(100℃)も低粘度の特性を有していることがわかります。
(結構、突出した性能ですね)
このトランスアスクルフルード、量としては、
3.8L
だそうです。
あまり注目されない、トランスアスクルフルードですが、目立たないながらに改良されていたようです。
※ちなみに、このオートフルードWS、べつにプリウス専用というわけではなくて、プリウス以降のトヨタ車にちょくちょく採用になっているようです。
あと、冷却水(LLC)や、ブレーキフルードなどもありますが、こちらについては特別な性能を有したものなどはないようです。
▼ この記事へのコメント ▼
セルシオも、同じWS使ってますね。
あ、ちなみに我輩は2万キロごとに交換してますよ〜
オイル類は正規品がやはり良いのでしょうか?
規格に合ってれば、あとはフトコロとこだわり次第でしょうか。
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◆1.エンジンオイル
プリウスの1NZ-FXEエンジンに指定されているオイルは、
API規格でSM、SLグレードで0W-20を筆頭に、5W-30や10W-30などの、いわゆる低粘度オイルが指定されていますね。
これは、プリウス用に新たに開発というわけではありませんが、やはり燃費のために低粘度オイルを指定ということでしょう。
ちなみに、トヨタ純正の0W-20ではモリブデン系の摩擦低減剤が配合されているようです。
また、そのエンジンオイル量はフィルター交換と同時実施時で3.7リッターです。
◆2.トランスアスクルフルード
聞きなれないですが、いわゆるミッションオイルです。
こちらはプリウス(20型)の発売において、新開発のトランスアスクルフルードが採用されているようです。
名称はオートフルードWS
新型車解説書では、
P112型フロントトランスアスクル
ちなみに、プリウスのトランスアスクル(THSのモーター、発電機、動力分割機構を含む)は、
10型 P110型トランスアスクル
11型 P111型トランスアスクル
20型 P112型トランスアスクル
とだんだん改良されてきています。
やはり、トランスアスクルフルードでも低粘度化により攪拌抵抗・損失を低減し燃費向上を図っているようです。
ちなみに、どれくらいの向上があるかというと・・・
いろいろ資料をあたってみた結果、自動車技術会の会誌の
No.58 Vol9にハイブリッド車用トランスアスクルの効率向上への取り組みという論文がありました。
この中で、
開発に際し、高油温時の潤滑性能確保が課題であったが、基油粘度の最適化と粘度指数向上剤の改良により、高温時の粘度を維持しつつ、低温側の粘度を下げることで解決できた。
その説明グラフではこちらになります。
従来の(10型、11型を含む)トランスミッションフルードの粘度分布に対して、20型のオートフルードWSは、低温側(40℃)も高温側(100℃)も低粘度の特性を有していることがわかります。
(結構、突出した性能ですね)
このトランスアスクルフルード、量としては、
3.8Lだそうです。
あまり注目されない、トランスアスクルフルードですが、目立たないながらに改良されていたようです。
※ちなみに、このオートフルードWS、べつにプリウス専用というわけではなくて、プリウス以降のトヨタ車にちょくちょく採用になっているようです。
あと、冷却水(LLC)や、ブレーキフルードなどもありますが、こちらについては特別な性能を有したものなどはないようです。
あ、ちなみに我輩は2万キロごとに交換してますよ〜