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 電動パワーステアリング 10・11型と20型の違い
前トピック「 10型・11型 パワステ振動問題について・・・」
内のコメントで、
パワステのトルクセンサの構成の違いについて触れました。

10・11型:接触 抵抗式トルクセンサ
20型   :非接触 磁界検知式トルクセンサ

ではないかと思ったのです。

で、いろいろと調べました。

一応、込み入った内容なので、整理しておくと
▼電動パワーステアリング(EPS)の構造(20型)

コラム部にモーター、トルクセンサが配置されていて、
ステアリング操作をアシストするトルクを付加します。


▼EPSのシステム図

トルクセンサからの信号で、ステアリングの回転方向、
回転変位を検出します。
その結果から、モーターでアシストするトルクの方向、量などを調節します。

この構成から、トルクセンサの信号精度が重要というのが分かりますね。

で、そのトルクセンサの構成です。
すでに前トピックで掲載していますが、まずは20型のトルクセンサから・・・


▼20型トルクセンサ(非接触 磁界検知タイプ)

トーションバーにつながったリング部の回転変位を、
磁界変化としてコイルで検知します。また補償コイルで
温度変化によるズレを補正する模様です。


一方、10型のトルクセンサは・・・
▼10型トルクセンサ(接触 抵抗式)

トーションバーのねじれによる、抵抗体とコンタクトの位置ズレから、トルク値を算出するもののようです。

この形式だと、接触抵抗体の精度に大きく寄るので、
温度変化などで、抵抗体の温度特性から信号精度が悪化するかもしれません。
また接触方式ですし、温度変化などの環境ストレスに対し、
トルクセンサが異常になる可能性があります。
ただ、どれくらい影響があるのか、また耐久性、耐環境性がどれくらいあるのかも分かりません。

このタイプの文献がありましたので、ご紹介しておきます。
▼古川電工 接触抵抗式トルクセンサ(EPS用)
http://www.furukawa.co.jp/jiho/fj113/fj113_08.pdf

また、トヨタ系の電動パワステ(EPS)部品メーカー ジェイテクトのHPに、ホールICを用いたトルクセンサの記載がありました。
▼JTEKT ホールIC式トルクセンサ
http://www.jtekt.co.jp/company/news/20070625.html